アズィアーゴ・ストラベッキオ


イタリア北部、「ロミオとジュリエット」の舞台のヴェローナや、水の都ヴェネツィアのあるヴェネト州のアズィアーゴ村で作られる、脱脂したミルクを一部使い12ヶ月以上熟成させた硬質チーズが、「アズィアーゴ・ストラベッキオ」(Asiago Stravecchio)DOPです。同村の「アズィアーゴ・プレッサート」とは違う種類のチーズ。Stravecchioは「すごく古い」という意味です。

8kgぐらいある円盤状の大きな塊をカットしたものを買います。中心近くは明るい黄色(レモンイエローにも近い)で、外皮の付近はやまぶき色(オレンジに近い)で、透明感があり、自然のひびが入っていて、あたかも結晶のように見えます。脆くひびのところで壊れますが、食感は硬く、かみ締めるほどに味が出て、よく熟成しているのがわかります。塩味は強すぎず、香りもナチュラルにしては癖がありません。

原料の一部が脱脂してあるため、乳脂肪分は「34%以上」と、低め。重めの赤ワインが合います。

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